風、なびく。

2/10
前へ
/100ページ
次へ
「ゃ、…もう、やめてっ、下さいっ………っ!!」 バチン、と叩かれた頬。 映るのは、欲望にまみれた瞳。 「まだいけるだろっ!!」 ドク、ドク、注がれる男の液。 何回、放たれたのか、 繋がっている部分からは、白濁の液が零れ、布団の上に水溜まりをつくっている。 「っやぁ……!! も、はいらなぃっ……」 「黙れっ、たかが人形のくせに。お前は、大人しく身体を開けばいいんだよ」 最後に、パン、と肉のぶつかる音が、響いた。  
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

142人が本棚に入れています
本棚に追加