2人が本棚に入れています
本棚に追加
「お邪魔しま~す」
…部屋にはいると同じ場所に…同じようにあのカワイイエプロンが視界に入る。
ソファーで少し話し、ベッドへ入る。
…彼女いるんじゃないの?
…彼女いるのに、なんで他の人とできるの?
…それとも彼女と別れたばっかりとか?
いい方向に考えてみた。
「他の男とやんなよ」
女の影も消さない男が白々しい。
「ははは、誰とやるのよ」
とりあえず流す。こんな台詞に従うわけないじゃない。
……と思いながらも、内心嬉しかった。
だって、彼本人の口から彼女いるなんて聞いてない。
それに、私みたいな女を必要としてくれてる。
誰かの温もりを求めていた私はそれでよかった。
でも…そのうち、飽きて私を捨てるだろう。
深入りはしない。
私は彼に何も聞かない。
体だけの関係だから。
そして、二人の関係が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!