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…その時。
「あら?とっちゃ~ん~。」
とっちゃん……父ちゃん?
誰それ??
俺は母ちゃんの手を振っている方向を見る。
なんかさっきの出来れば人生で関わりたくない人NO.1が食中植物系のバックをしょって走ってくる。
俺は思わず逃げようと後ろに後退したが…遅かった。
「あん💕マダム~ぅ。お久しぶりんこぅ。」
・・・。
なんとゆうか…アレですよね。
良い言い方だと個性的。
悪い言い方だと…やっぱり関わり合いたくない。
「あっ。とっちゃん~。
この子、うちのどら息子。
とっちゃんと同じで今年から、この学校の一年生。
仲良くしてあげてね。」
うっわ!めっちゃガン見されてる!!
やめてやめてヤメテェ~。
斜め下から見ても何にも変わらないからッ!
俺は泣きそうになる心をなんとか堪える。
何なのこの厄日!俺、何かした?!
それから俺的には長過ぎる時間が経った後…。
「…チッ。タイプじゃねえな。ボソ
今日わんわん♪僕、キャロル西崎!
イイ男共の性欲処理希望でこの学園に来ました~☆
ヨ・ロ・チ・ク・ビ♪」
はたして俺は何から突っ込めばいいのやら固まる。
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