僕の日常～田中一編。

１

「ぱち☆りんこ」

ピタ||
今のは…目を開けた時に発した言葉…か？
あまりの生理的拒絶で全神経がＮＧを出したの俺、初体験★
ヤバイな全然嬉しくなれないのは何故だろう。。。

「んもぅ！いつまで引きずる気?!
僕の可愛い桃君の食べ頃を待つ人達に悪くなっちゃうじゃない!!」
「誰も待っとらん。」

どういう思考回路してるのか見て…いや、いいな。

「あっ💡ひょっとして田中君、僕に気があるのぅ？
ゴメンね➰タイプじゃないんだ☆」

「うらっ！！！」

ブン！
　シューッ。
　　「きゃうぅぅぅぅ～～… …」

やべえ。あまりの苛つきにボーリングの玉のように投げちまった。

…

まあいいか。

俺はいつものようにどうでも良くなって教室に戻った。

しかし後に
『世の中は予測出来ない事が起こるのが醍醐味だ！』
と、好き勝手言う世の酔っぱらい中年が言うような事が起こり、それがコイツ絡みで俺は嫌という程巻き込まれる事になるのだった。