~5年前~

2/3
前へ
/39ページ
次へ
「す…好きです…。」   またか…   俺は「秋月秀平」17歳。 高校3年生だ。 サッカー部のキャプテンをしているんだが、何か母性本能がどーのこーので今日もまた告白をされている。   「俺、女に興味無いんだ。悪いな。もうすぐ県大会だしな。遊んでられないんだ。じゃあな。」   俺は言い慣れた口調で、また一人の心を傷つけた。   いいんだ…。今は恋なんかしなくても、いつか大人になれば嫌でもするんだから。   俺はそう思って毎日楽しんでいた。   「おっ、秀平!!」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加