0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
隣で静かに寝息をたてるあなたの背中を眺めていると、どうしてこんなに淋しくなるんだろう。
手を伸ばせば届く距離にあなたはいるのに。
まるで見えない壁が二人の間にあるみたい。
そっと触れたあなたの背中は温かくて無性に泣きたくなった。
わかってる…
わかってるよ。
私が感じる距離は目に映る距離なんかじゃなくて、二人の心の距離なんだって。
いつからこんなにあなたにはまってしまったんだろう。
割り切ってきたつもりだったのにな。
最初のコメントを投稿しよう!