7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ、お父様?玄関にあったアノ大きな荷物は何ですの?」
ミルクティーを少し飲むとアリスは先程一緒に出されたクッキーを手に取りながら聞く。
「あぁ…少し早いけどいつも良い子にしているアリスへのクリスマスプレゼントだよ」
コーヒーに砂糖とミルクを入れスプーンで混ぜながら男は笑顔で答えた。
それを聞いたアリスは嬉しそうに顔を綻ばせる。
「何かしら?私が前に欲しいって話したテディベアかしら?でもアノ大きさじゃ少し小さい気もしますわ…」
最初のコメントを投稿しよう!