第二章 紅い世界と見知らぬ人

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"夢の中で起きる"という体験は結構あったけどその日は違った 目の前がいや・・・世界が紅い 紅一色 空が 道が 木が 雲が 全てが紅かった 気色悪い・・・・ 一番最初に思い発した言葉 すると・・・ ?「気色悪くても貴方が創った夢なのです」 誰だ?と思い声のする方向を向いた 知らない女性が立っていた 年齢は下にみたら17、8歳だが気品があって上は27、8歳にみえた 髪は色は全てが紅くてわからないが長さはふくらはぎ近くまでのびていて綺麗に直線に整えられていた 服は着物で柄は桜みたいなかんじだった 容姿は170近くの身長で結構痩せていた 俺は綺麗な人だなと思いながらも彼女との距離を少し離した 彼女はまた言葉を発した 女「この夢は貴方の夢だから何でも出来ます私を犯すことも、私を変えることも、人を殺すことも、世界を変えることも何でも貴方が願えば出来ます」 はい? 夢なのはわかるが意味が全くもって不明だ 俺が願えば何でもできるならあんたは誰なんだ?普通は見たことがある人を夢に出すがあんたは見たことが無いはずだ 疑問は不思議と消え失せた 理由は簡単だ彼女が綺麗だからということも理由に入るが一番の理由はどうせ"夢"だからだ "夢"・・その時もっとその意味を考えるべきだったかもしれない
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