永き刻

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一秒一秒が永く 一秒一秒が重く 一秒一秒が苦しく 一秒一秒が悲しく 一秒一秒が虚しく その時間が終わりを告げることはないのではと思い始めていた この電車は終着駅なんてなく、ただめちゃくちゃに走り回っていて、もうこの世界には誰もいないのではないかと 一秒一秒その思いはつのっていく
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