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―――シュンッ・・・
何か光る物が前髪をかすった。
刀・・・日本刀!?
「坊や、危ないからしまいなさい。」
神楽だった。
「お前も危ないから!
てか、この学園なんなの?」
「命は大切に。ですよ大城君」
銃を背中に戻しながら、鵺。
「他人の命も大切にねっ!」
「そうね、どんな虫けらにも大切な家族がいるんだものね。」
「他人と書いて虫けらと読まないでっ!」
―――チャキッと時代劇でよくきく刀を鞘に納める音がした。
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