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「妖精の、幻十龍だってば!」
「わかったよ幻十龍。」
「あぁ・・・
大城君なら、僕のファンタジーボケが通用すると思ったのに・・・」
なんだそれ。
「うわ!大きい!」
にょきっと鵺とやらが顔を出す。
二人の身長差は30センチくらいはある。
「君、幻十龍だよね
何度か新聞で見たよ。」
「おおっ!本当かい?
君には特別に天界ボケを教えよう。」
「え~!やったあ!」
しかし、この幻十龍とやらは無駄に爽やかだ。気持ち悪いが爽やかである。
「わ!可愛いよ!」
誰を見つけたのか
鵺が目をまるくした。
「え、るな?」
同じく目をまるくする姫宮るな。
「るなっていうんだ!可愛いなぁ・・・・・・」
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