第弌幕 Op,62-6『春の歌』

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その証拠に鵺がフラフラしてきた。 「それに!るなには春兄ぃがいるもん!」 「だぶるしょっっくぅ!」 ついに鵺が崩れ落ちる。 「ダブル? わたしがるなお姉様の弟である事もショックだったのですか。」 「そりゃそーだろ こんな可愛い娘の弟がこれとは・・・ 似てないし。 もはやショックだな。」 あぁ・・・面倒臭い。 幻十龍が本気でキレ出したらしい顔をしている・・・ 「エロスを知れ! 愛の鞭!ガブリエルッ!」 キレた幻十龍は もうなんか無茶苦茶だった。 幻十龍は破壊神の名前を叫びながら鵺の脇腹を蹴った。 あ、これが天界ボケか。 ―――ごとり。 重い音と共に何か落ちた。 まさか、あれは・・・!
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