「あの日」

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異音と異臭が車内に拡がる。 自分の周囲から人が離れ、無言に包まれる。 次々に窓は開けられ、チラチラと侮蔑の視線を向けられる。 まもなく電車は動き始め、その振動でパンツからしたたる液体が足を伝っていった。
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