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僕もその時「変わり者」の分類に属していたため、いなかったわけではないが、友達は少なかった。
他の子供は思うだろう、一緒に虐められるのではないかという恐怖も感じず、寧ろ、まことと遊ぶのは凄く楽しかった。
まことの話す海の物語は、とても輝いて聞こえた。
浜辺で海賊ごっこをした
宝の地図を埋めた
砂で大きなモンスターを作り、それを壊して遊んだ。
「「ずっと一緒にいようね」」
脆すぎる僕等の口癖はいつもこれだった。
いつか別れてしまいそうな想いに駈られ、幾度も質問し、頷くのを見て安心した。
まことの話をもっと聞きたい。
まことともっと遊んでいたい。
僕はそう願い、そうしている限りまことはいつまでも側に居てくれると思っていた。
だってそうだろ?
約束は破っちゃいけないのだから
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