プロローグ

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ここはリーネ村。 空中都市、王都から遠く離れた村。 そこで三人は楽しく遊んでいた。 アレス「ロキ、クレア遅いぞ!! 早くはやくっ!!」 アレス七歳。 髪の毛は赤く瞳は金。 まだ幼く無邪気さが残っている。 クレア「アレスはやいっ!! まってよー!!」 彼女はクレア。 同じく七歳。 流れるような金髪に黒い瞳。 可愛らしい笑顔が特徴的だ。 ロキ「ハァハァ… もうギブ…」 疲れて座り混んでいるのがロキ。髪の毛も瞳も黒。 三人とも同じ孤児院の仲間だ。 アレス「もう一頑張りだっ!! ロキ、手貸してやるよ!!」 アレスがロキの手を握り優しく立ち上がらせる。 三人が目指しているのは村の外れの丘の上。 ロキ「アレスごめんねっ…」 ロキがもうし訳なさそうに言う。
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