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【第二の目覚め…忘れていたかった真実…】
目覚めた…
初めての食事…
随分と生きた心地…
思えば…
多少なりとも…
絶食は応えたのかも…
母が来た…息子も一緒だ…
久し振りに…取り留めもない会話をした…
何かが足りない…
あの日確かにあった
何かが…
母の口から聞こえた言葉…
あの人には帰って貰ったから……
そう…僕は…知っていた…いや…忘れていなかったのだ…
忘れたかったのか?
何故…忘れていた…そう…今のようになれば…必ずこうなる…
僕は恐れていたんだ…
この時が来るのを……
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