第2章 革命

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【第3の目覚め…選べない選択肢】     僕はこんな日は 来ない…そう信じていた     いや来て欲しくない… そう願ってた…     だから…そう… あの人の存在を…忘れていた…忘れていたかったのだ…     あの人は… 近くには住んで居なかった…     なのに僕の見舞いに… 何度となく通ってくれた…     僕には過ぎた人…だった…     僕は…僕と…あの人の境遇も僕に『自立』があれば…     親にすら話せる素晴らしい人… そう思っていた…     ところが…僕は…倒れてしまった…自立…… 出来て……いない…!     これから少なからず親の世話になる… 今迄も数え切れない世話を掛けて来た両親…     それを…肯定することは… 僕には…出来なかった…     僕には選ぶ権利なんて…… なかったんだょ…     君には可哀想な事を告げなきゃいけなかった……     だけど……     初めて知った辛い…敗北のような別れだった…     僕は『選べない』選択をした… 辛過ぎると涙も出ない…初めて知ったょ   
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