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【第3の目覚め…選べない選択肢】
僕はこんな日は
来ない…そう信じていた
いや来て欲しくない…
そう願ってた…
だから…そう…
あの人の存在を…忘れていた…忘れていたかったのだ…
あの人は…
近くには住んで居なかった…
なのに僕の見舞いに…
何度となく通ってくれた…
僕には過ぎた人…だった…
僕は…僕と…あの人の境遇も僕に『自立』があれば…
親にすら話せる素晴らしい人…
そう思っていた…
ところが…僕は…倒れてしまった…自立……
出来て……いない…!
これから少なからず親の世話になる…
今迄も数え切れない世話を掛けて来た両親…
それを…肯定することは…
僕には…出来なかった…
僕には選ぶ権利なんて……
なかったんだょ…
君には可哀想な事を告げなきゃいけなかった……
だけど……
初めて知った辛い…敗北のような別れだった…
僕は『選べない』選択をした…
辛過ぎると涙も出ない…初めて知ったょ
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