第3章 ~蘇る僕の為の声に~

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【いつかきっと…】     ある時切り出された 目が覚めるひとこと   その言葉があの人の 唇から漏れてくるのは…   分かってた… 分かってはいても切ない…   それはいつかきっと聴かなければいけなかったの?   何度も…何度も… 頭を巡った…   悲しい…とは違う… 辛い…訳でもない…     でも今は…     アナタを思うから選ぶ選択肢… でも涙が幾筋も流れるょ…   泣かないでいよう… 決めてたのに…   最後に振り返らなかったのは… アナタの為じゃないょ…   アタシの為… 今を選ぶアナタを今はアタシ許せないから…   でも…さっきの約束覚えていてあげる…アタシの為に覚えていてあげる…   背中は涙を流せなくて良かった… 今日までをありがとう…さようなら…    
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