55578人が本棚に入れています
本棚に追加
玄関で、争う声が聞こえて来た。
『サナは待ってて。瑞穂見てくる』
『うん』
下に降りると、智也と、大和…
そして、知らない女がいた。
『だから、今日はちょっと話をしたいから。
悪いけど、彼女に帰ってもらってくんない?って言ってるんだよ』
『何で、私が帰らないといけないの~』
と、退かない女。
可愛くもなければ、
頭も、良さそうでは…ない。
『智也、この人が大和の彼女?』
小声で聞くと…
『前のは、別れたみたい。
多分、新しい彼女…かな?』
と、答えた。
最初のコメントを投稿しよう!