‡お腹の子の父親‡

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大和が、階段から降りた私に気付いた。 『瑞穂…来てたの?』 『うん。大和と話をしたくてね』 と、言うと、 『なぁに?一週間前から、あたしが、大和の彼女なんだけど~?』 今。妊娠してる早苗が、上にいるのに…そう思うと、腹がたって、 『大和?話があるから来たんだけど…って言ってるじゃん?』 と、強く言った。 『なぁに…この女』 と、言って、私に寄って来た。 私の前に、智也が入り、 『俺の女、何か文句あんの?』 と、言うと、 『別に!ただ、でしゃばってるから…』 と、女が言った。
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