『働くほどにお腹が空く彼』のキモチ。。

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車内は…というと、スーパーハイテンションの二人が大はしゃぎで妙な熱気を帯びていた。それに加えてこの暑さである。時は8月、夏真っ盛り。暑いはずである。 大粒の汗を拭いながら、パパは冷房を強めた。 そんな中… 【今日は飛ばしますナァ~。のんちゃん達の為に早く海に着きたいんやナァ。ワイも頑張らなあかんナァ⤴ って、冷房強めますの⁉ご主人様に任せるケド、ワイ、その分だけ腹減りまんねん。腹減りすぎると不覚にも仕事できへんし。まぁいつも空腹限界くる前に飲ませてくれるからエエけどな。 でも、パパサン1人の時はエアコン着けへんからな~。窓開けて我慢して。お陰で腹減りスピード遅くてワイも助かるし、地球にも優しいパパなんやな。子供ら乗せてる時くらいはワイも我慢せにゃな。あっくんなんて窓から顔出しかねへんし。。。】 〈リョウキン ワ 1200 エン デス〉〈この先、5km以上、直進です。〉 いまだにカタコト口調のETCと、いまや流暢な案内が当たり前になったカーナビが、妙なギャップを醸している。 望『パパおトイレ行きたい』 タイミング良く、正面にコンビニの看板が見える。 パパ「トイレ?じゃぁそこのコンビニ寄るから行っておいで」 望『うん🎵』 車をコンビニの駐車場につけると望は駆け足でコンビニへ向かった。 パパ「篤はトイレいいのか?」 篤「うん、トイレは平気!あ、ママお菓子買ってよー」 ママ『仕方ないわねぇー、今日は特別よ?』 篤「やったぁ!」 パパ「パパは車で待ってるからママと行っておいで」 【チョ、チョイとパパさん、休憩中くらい休ませてーな💨少しでも空腹押さえたいねんけど💦ワイの好物かてタダちゃうねんで!?お金は大事ちゃいますの?】
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