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その頃その倉庫に向かう足音があった。
闇の中一歩一歩ゆっくりと確実に迫り来る足音……。
それは入り口の前まで来て、遂に中に入って行った……。
倉庫の明かりに照らされたその足跡の持ち主。
黒いフード付きのローブを纏い、フードを深々と被っている為に性別や容姿は全くと言っていい程分からず、背格好から人間という事ぐらいしか予測できない。
「あん!?誰だお前??」
近づいてくる怪しい人物に気づいたギャング達は一斉にその黒いローブの人物を睨む。
しかし、黒ローブの人物は何も答えず只ギャング達に近づいていく……一歩一歩、ゆっくりと……。
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