私と兄貴とお母さん

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そして、もう一人の男の方は「霧島生治(きりじま せいじ)」同じくこの家の長男で17歳の高校二年生。命の兄で、容姿は命と同じ髪質の短髪に眼鏡を掛けたカッコいい顔立ち。背も170以上と高い上にスタイルも良い。オマケに頭は学校で常に首席。運動も人並み以上。 正に完璧な男・・・・と言いたいが。 「命は長くし過ぎ。もう少し露出した方が可愛いよ」 「黙れ変態!!」 命が着ているのは生治と同じ学校の制服のブレザー(女の子用の) ただし、スカートだけやたらと短くされ、下着が見えそうなぐらいだった。 「もう、毎日毎日止めてよね!!」 「それは嫌だな。命をからかえないとつまらない」 暇があると(いや、なくても)生治はこうやって命をからかって遊ぶのが日課だった。しかも、変態行為に近い事が多く、この前はコッソリ部屋にメイド服を置かれたり、フリルのワンピースを着せようとしたりと色々とされてきた。 ぶっちゃけ変態なのだ。
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