私と兄貴とお母さん

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「ああ、分かった。今流行のツンデレだな。全く命は仕方ないなぁ」 「仕方ないのはあんたの頭の方だ!てか、ツンデレ言うな!!」 毎日がいつもこんなやり取りで始まるこの二人。別に仲が悪くはない。むしろ端から見れば仲の良い兄妹。何より生治が凄く楽しそうなのは、ムキになる妹の反応が何より面白いからに他ならない。 「取り敢えず、今日は早めに帰らないとな。迷子になるなよ命」 「学校から家までどうやって迷子になるのよ!」 「困った時は兄ちゃんの携帯に連絡するんだぞ?」 「するか!!」 学校が近くなると、生治は命の頭を軽く撫でて先に校門に入って行った。 「たく・・・バカ生治」
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