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むかしむかしあるところに
とっても幸せな王国がありました
その国は、王国の中心にあった大クリスタルの加護によって守られていました。
そこにはリルティも、ユークも、セルキーもみんな、仲良く暮らしていました。
とてもとても幸せな日々が、長い間続いていたのでした。
――――しかし終わりは突然に訪れました。
ある日、急にあたりが暗くなったかと思うと、
空が割れ、大地はうねり、
その゛何か゛は降ってきたのでした。
そしてそのとき、
大クリスタルは一瞬目が眩む程強く輝いたかと思われた瞬間砕け、
世界中へと飛び散って行きました。
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