†僕ラハ二人デ一ツ

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僕らは生まれた時から一緒 離れる事なんてあり得ない 片っ方ずつじゃ駄目なんだ だって僕達は… 私達は… ―二人デ一ツ何ダカラ…― 屋敷を走る二つの影 その屋敷には肉の焦げる匂いが充満している 「ハァハァ…もう逃げられない」 「諦めるなよ!もう少し…もう少しだけ耐えれば俺達は助かる!!」 見えない追手 迫る恐怖 …やがて恐怖は狂気に変わる
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