一瞬の美を越えた恋

3/5
151人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
初めて会ったホタルの姿は、本当に美しかった。 オイラらしくもない… けど、一瞬で見とれちまったんだ… 一瞬の美しか愛せなかったオイラが、初めて人を好きになった瞬間だった。 「私ホタル!これでも上忍だよ?よろしくねデイダラ!」 いつの間に移動したのか、気付けば目の前にはホタルの姿があった。 「…っ!…お、おうッ!よろしくな、うんッ!!」 そんな心境の中でホタルに挨拶され、デイダラは少し裏返った声で返事をしてしまう。 「…くす、デイダラって面白いね。…あ!それじゃあ私これから任務書届けなきゃならないから、またね二人とも!」 そう言葉残し、ホタルは笑顔で手を振りながら消え去って行った。 後に野郎が二人たちずさむ。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!