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初めて会ったホタルの姿は、本当に美しかった。
オイラらしくもない…
けど、一瞬で見とれちまったんだ…
一瞬の美しか愛せなかったオイラが、初めて人を好きになった瞬間だった。
「私ホタル!これでも上忍だよ?よろしくねデイダラ!」
いつの間に移動したのか、気付けば目の前にはホタルの姿があった。
「…っ!…お、おうッ!よろしくな、うんッ!!」
そんな心境の中でホタルに挨拶され、デイダラは少し裏返った声で返事をしてしまう。
「…くす、デイダラって面白いね。…あ!それじゃあ私これから任務書届けなきゃならないから、またね二人とも!」
そう言葉残し、ホタルは笑顔で手を振りながら消え去って行った。
後に野郎が二人たちずさむ。
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