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ノ ア ノ ハ コ ブ ネ
私を指してそう呼んだのは、かつてはK第7惑星群の中でも際立って豊かな星だったというKKからの避難民たち。
その赤黒い膜で覆われた小さな星が最後の悲鳴を上げた時、宇宙の中において大した価値を持たないKK近くを漂っていた変わり者の主人を持つのは私ぐらいだったのだろう。
幸運にも無事私にたどり着いたわずかな生き残り達のすべてが口にしたのだ、Noahと
KK人などなんの取り柄もないと思っていたが、発する音色は素晴らしく美しい。
いつしか皆、私をその美しい響きで呼ぶようになった。
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