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木の実ナナに連れられ
とある町外れの民家に来たアリス一行
ガチャ
ジャック「…酒くさ…」
床には酒の空き瓶が大量に散らばっていた
木の実ナナ「ワクワク!
あんたに会いたいっていう木の実達がいるんだよ…」
木の実ナナがそう言うと
机に突っ伏していた男が頭を上げる
ワクワク「なんだ…木の実か…
ん?そのガキ共は?」
アリス「あんたが伝説の鍛冶屋ね!?
勘違いしないでほしいわ!
べ、別に探してたとかそんなんじゃないんだからね!
あっち行って頂戴!」
ジャック「ちょWWWお前黙れWWW
話がややこしくなる。
ワクワクさん…でしたよね?
あなたにお願いがあるんです。
あなたならこの剣を…」
ワクワク「…剣?
…帰れ」
ジャック「は?」
ワクワク「帰れって言ってんのがわかんねーか!?
オレはもう工作はやってねーんだよ!!
他をあたれ!!」
ものすごい剣幕でジャック達を圧倒し追い出したワクワクさん
木の実ナナ「だから言ったろ?
…アイツも変わっちまったのさ…」
「このゴリラ!!」
犬の声だ
いないと思ったら誰かと言い争っているようだ
ゴロリ「ゴリラじゃねー!ゴ・ロ・リ!!
それからオイラは熊だ!!」
犬「ゴスロリ!?」
ゴロリ「ゴ・ロ・リッ!!!
過剰に反応すんな!」
アリス「バカ犬めが…」
ワクワク「また手が震えてきやがった…
ハサミを持っただけで…
オレはもう工作はしないって決めたんだ…」
「我々政府のために…
…兵器を作ってくれんかね?
この牛乳パックで」
ワクワク「オレの工作は大勢の人間を殺した…
人を殺める工作は…
もうしたくない…」
つづく!
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