伝説の鍛冶屋

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木の実ナナ「ゴロリ!」 ゴロリ「お、女将さん!?」 犬「木の実殿 知り合いなのでござるか?このゴリラと」 ゴロリ「だからゴロリだ!」 木の実ナナ「ゴロリはワクワクの弟子なのさ… まだまだヒヨッコだけどね ゴロリ、この木の実達は ワクワクに剣を錬成してもらいに家を訪ねたんだけど… 結果は言わなくても分かるだろう?」 ゴロリ「…また…ですか。」 アリス「そうだ! ゴ、ゴリラが直してくれてもいいん…だけど… べ、別に期待してるとかそういうんじゃないからね!」 ゴロリ「だから、ゴロ… もう何でもいいです」 犬「じゃあ、ロリータで」 ジャック「黙れ」 木の実ナナ「いい考えだ。」 ジャック「どっちが!?」 木の実ナナ「ゴロリが剣を打ち直すって話さ。 見ておやりよ」 ゴロリ「でも、女将さ… !!! こ、この剣は… これはワクワクさんの 最高傑作との呼び声高い ミキプルーンブレードじゃないか!!? なんで君らが…」 犬「事情があるんでござるよ…ゴロリ。 いや失礼、ロリータ」 ゴロリ「今、言えてたじゃねーか! なんで言い直すんだよ!!」 アリス「複雑過ぎて話す気にもならないわね」 ジャック「妄想上の剣だしな」 木の実ナナ「どうだい? 出来そうかい、ゴロリ」 ゴロリ「いや、オイラにゃあ手に負えないですね…残念だけど。」 ジャック「…そうか どうすればワクワクさんはやってくれるかな?」 ゴロリ「ワクワクさんは 今ひどく傷心してる… ワクワクさんをワクワクさせるものがあれば… …そうだ!セロハンテープ!! そいつがあればきっとワクワクさんは やる気になってくれるよ!!」 ジャック「そんなもので!?」 老人「町の北に洞窟があるんじゃ。 その奥にセロハンテープがあると聞いたことがある しかし、洞窟は凶暴なモンスターの住処じゃ 行く前にちゃんと装備を整えるんじゃぞー☆」 可愛らしくウインクするジジイ ジャック「…ど、どうも。」 つづく!
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