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な、なんでだ?!
響が雫の車から降りてきただと?!
アタシの頭はパニくった。
もしかして、響は雫と待ち合わせしてたのか?
いや、それ以前に、二人はそういう間柄なのか!!
朝帰りの響とか嫌だ…‥
そうこう考えてるうちに、響は門前で女子たちに捕まっていた。
「古屋様~受け取ってくださる?」
「こちら、当家自慢のパティシエに造らせましたの!」
「私を召し上がって~!」←え。
あぁ、もう、アタシってば完全に出遅れちゃったじゃん!!
しかもなんか豪華なチョコばっかり!!
バッカやろっ!
こんな出来損ないのモノ渡せるわけないやい!
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