恋唄

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好きだと言われて、過ごしずつあなたを見ていった私。 好きだと言われて、あなたの前では綺麗で居たかった私 。 好きだと言われて、あなたを好きになり始めた私。 からかわれながらも、じゃれ合い、笑い合った日々。 あなたとキスを重ね、始めてあなたの体温を知った私。 好きになった時、冗談で彼女にしてくれる?と、伝えた私。 あなたは、一瞬間が空いて、返事に困って私から目を逸らす。 まだ…他に好きな奴がいるから、返事は返せない… 彼の言葉の意味が解らない私。 好きの意味など、沢山在ること忘れてた私。 あなたの体温、重みが全てに刻まれた私。 メールやTELの時間が日々短く薄くなるあなた。 体も心も寂しいと傷だらけで震える私。 なのに1日2時間だったあなたの声が、5分に変わっても止まらない心の恋唄。 ただの遊びなのも、恋人や好きな人が居ることも、分かってる…。 私はどこまでいっても、あなたのお気に入りのオモチャ。 あなたの、TELやメールさえも面倒な声に泣きながら、遠い電話口から笑う私。 こんな日々…後何回続いたら、もう1度あの頃の恋唄を2人で唄えるの? そんな日は来ないと知りながら、私は今日もあなたに恋唄を贈るんだ…
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