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色んな景色がある、川は、とても綺麗で清んでおり、家も昔ながらの家が多かった
(すごい綺麗な、場所だなぁー、結構俺はここ好きかも)
少し歩くと、長い階段があり、底には、兎神社と書いてあった
とりあえず上がってみる
何段上がったのだろう、俺は息が上がっていた、鳥居は見えるのだが、近づいた感じもしなかった
「何段上がればいいんだよぉ待ったく」
ブツブツ呟きながらも、階段を上り切った、そこには、古ぼけた神社があり、普通と違うのは、守り神が兎なのだ、まぁ寺の名前が名前だから、しょうがないのだろう
境内を歩き回ると、後ろに、展望台、雪見展望台があるらしい、俺は見に行く事にした、今度は緩やかな上りである、あまり疲れもせず少しづつ登っていく、登り切ると、展望台が見えてきた、良く見ると、人影がある
(先客か、まぁいいか、見るだけだし)
展望台に行き周りを見渡す、村全体を一望する素晴らしい場所だった
「すごい、無茶苦茶綺麗だ!!」
一人語とを呟いた
「あれ?ない」
隣の女の子が呟いた
「ないよ!どうしよう、なくなっちゃった」
隣の女の子が慌てている
「どうしたの?」
俺は聞いた
「髪止め、髪止めがないんです」
一生懸命に下を探している女の子、どうも、胸ポケットに髪止めがあるのだが
「あのぉ~、胸ポケットにありますよ?」
俺が指をさすと女の子は、驚いて胸ポケットをみた
「ありました!ありがとうございます」
そして、顔を上げた女の子は、はっとした表情で俺をみた
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