1人が本棚に入れています
本棚に追加
目覚まし時計が鳴り響き俺は、目を覚ました
軽く雪がちらついていた
(あの夢・・・、俺は昔赤坂に会って居たんだ、だから俺の事も知っていたんだ、なのに俺は思い出せなかった、酷い奴だな俺は、今度会った時に謝ろ、今日は初めての仕事だ、頑張らないと)
俺は布団から起き上がり、支度をした
階段を降りると、井口さんがコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた
「おっ、起きたか尚樹くん、今日は頼むよ、食事の準備も出来ているよ」
テーブルには、美味しそうな、朝ごはんが湯気をたてていた
ご飯を食べ終り、お茶を飲みながら、テレビを見ていた
「コーヒーはいい、しかし、朝は時間がないからな、インスタントで飲まないといけないは残念だけどな、やはり、自分で煎れたコーヒーは格別だな」
井口さんは、コーヒーを見ながら嬉しそうな顔をした
「そうだ、今日の仕事を説明するよ」
仕事は、簡単だ山にある、山小屋に行き、1日の薪を取りに行き、薪割りをし、午後からは、受付の手伝いだ、日によっては内容が変わるようだ
「以上だ、何か質問は有るかい?」
「山小屋の行き方は?」
「あぁそれか、地図を書いてるから、これを持って行きなさい」
テーブルの上に一枚の紙が置かれた
「これをたどって行けばたどり着くよ」
「わかりました、それじゃ俺行ってきます」
お茶を飲み干し俺は、ジャンバーを着ながら言った
「はい、行ってらっしゃい」
玄関でブーツを履き外に出た
最初のコメントを投稿しよう!