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「うわぁ~さみぃ~死ぬ~」
俺は必死に林の歩いていた
1時間前
「なにもないじゃねぇ~かぁ~!」
バスを降り、まわりを見渡した俺は絶叫した
てっきり俺は、バスを降りたら村と思って居たのに対し、周りは林だけの場所である
引き返すか迷ったが、時刻表を見ると1日に二本しか走ってないらしく、しかも、俺が降りたのが最終便だったみたいだった
周りを見渡すと看板がありそこには
雪島村入口↓
っと書いてあった
仕方なく俺はそっちに行く事にしたのだが、吹雪で視界も見えず、方向も分からない俺は、ひたすら歩くしかなかった
「やばいまじで死ぬ、腹減ったし、眠たい、なんなんだよこれ!」
もはや、雪は太ももまで積もって居て、歩きずらく、ここまで寒くないと思っていた俺は、長袖、ジャンバーの二枚だった、靴もスニーカーでもは、やびしょびしょだった
(くそぉ~もう歩けないよ、前にも進まない)
長旅の疲れと、空腹かんでもぅ歩く事もできなかった
「もぅ、だめ・・・だ」
俺は、その場に倒れ目を瞑った
(くそぉ~、なんだよ、俺に対す神からのいじめかよ、もぅいいや少しだけ寝よう)
「君!!大丈夫か?おい!」
途切れ途切れの意識のなか、男の人の声が聞こえた
「くそ、少しだけ意識はある、早く、うちに連れて帰るか」
医者なのだろう、白衣を着た中年の、おじさんが俺を担いだ
(親父なのか?、はぁはぁはぁ、親父ありがとう)
俺はそう思いながら、深い眠りについた
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