SCENE.4 NEXT

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優希からの返事は、YES。 つまりバトルを承諾した、というものだった。 この返事に英二は表情を変えずに、優希を見据えている。 それに対し、優希はどこかそわそわとした様子で、英二からの返答を待った。 「・・・ハハ。」 英二、突然の微笑。 しかもどこか乾いた笑いだ。 「1人の走り屋としてって・・・。そんなの皆一緒じゃねぇかよ。」 英二の指摘にハッとする優希。 「しくったぁ~・・・!」 頭を抱えながら先程の発言を後悔している優希は、どこか面白く笑えた。 「ハハハハ!お前面白いヤツだな!・・・さて、いつやる?」 腹を抱えて笑っていた英二が、急に真剣な表情になった。 英二を中心に、辺りの気温が何度か下がった気がした。 「俺はいつでもいいです。夜なら必ず空いてるんで。」 「そうか、なら明日は?」 「勿論大丈夫です。10時からでいいですよね?」 「ああ、問題ない。」 日時も決まり、後は明日の夜10時まで待つだけとなった。 「それじゃあ、俺帰りますね。また明日に。」 「おお、また明日。楽しみにしてるぞ。」 「はい。」 優希と英二は、それぞれ一瞥してから互いの愛車に乗り込み、帰路についた。
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