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ギャラリーには、まだ見慣れていないZが一緒に入って来た事に戸惑いを感じていた。
そうこうしているうちに、それぞれの車からドライバーが降りてきた。
1人は英二、残りの2人のうち1人は辰也、3人目は誰か分からないよそ者。
その3人は、よそ者であるZの前で何やら話をしている。
すると、どんな内容の話をしているか聞こえてきた。
「ホントにすいません!何てお詫びしたらいいか!」
そこには猛烈な勢いで頭を上下に動かしている優希がいた。
その速さにびっくりして、あたふたしている英二と辰也の二名。
今にも脳震盪で倒れるのではなかろうかと心配になる。
だが優希は勢いが無くなるどころか、更に加速する。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!ほんっと~にごめんなさい!!」
もう何に対して謝っているのかわからなくなってきた。
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