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「ほらこれだろ?」 薬がなく焦ってたら、奏太お兄ちゃんが私の薬ポーチをくれた。 「何でお兄ちゃんが?」 「おばあさんに渡された。結羅テーブルに忘れてただろ」 さすがお母さん! 忘れっぽい私を良くわかってる。 「結羅ちゃんはい飲み物」 詩音さんが飲み物を買ってきてくれてすぐに薬を飲んだ
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