∞続・宇宙日誌∞

∞2009年宇宙の旅・出航∞

JAXAｉ内の大型ﾌﾟﾗｽﾞﾏﾓﾆﾀでは 今回の打ち上げに関しての様々な映像が流れる。
いぶきﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄﾏﾈｰｼﾞｬの方の話、いぶきが種子島で作られていく過程、第１回目のＧＯ!がかかり 昨夜 ﾛｹｯﾄが煌々と灯りに照らされた中を運ばれていくｼｰﾝ、現在の種子島射場、そして『いぶき』ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの意義と社会貢献について。

私はひとつのものづくりにかける たくさんの技術者の方々の情熱に胸が熱くなった。

そして…
おもむろに機械的なｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝの声が聞こえはじめた。
400秒前からのそれは、私たち打ち上げを見守る側、そして打ち上げに関わった方々には、本当になんとも言えない期待と緊張感にさいなまれる時間だろうと思う。

現実には、24時間前からｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝは進んでいる。
だが、この打ち上げ前、数分のｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝの緊張感は耐え難いだろう。

私も握りしめた手が震えているのに気づいたがどうにもならない。

102…101…100

…お願い、どうか無事にあがって！