ープロローグー
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12月某日ーーー 昨日降った雪がまだ残り、朝日が顔を出していない午前4時 いつもならばこの時間に人がいることは滅多にないのだが、街の一角にある大型電気店は違っていた・・・・・ 「ふぅ~っ、さみ~なーっ!!」 そう言い、手を口の前をやり手を温めているこの人こそ、この物語の主人公 遠野湧星(トオノユウセイ)である 彼は電気店にできている行列の一番前に毛布にくるまりながら陣取っていた
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