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このことを聞いた湧星は驚きを隠せなかった。何故ならゲーム発売日の今日が日曜日で、二人は金曜日の学校を早退(?)してまで並んでいた。
つまり約54時間も前に並んでいたのだから、二人は一番前に並んでいてもおかしくないのである。
なのに優二が先頭にいなかったのは、想定外だった。
「てことは、お前は2番目だったのか」
「ああ。ま、おんなじ物なんだからいいんだけどな。」
湧星は1度考えて、
「まぁ、それもそうだな。」
と再び思った。
そして結果報告を終えた湧星はゲームの世界でまた会うことを約束して電話を切って、携帯をポケットにしまった。
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