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そんな風に思っていた。
(知り合って2年目か…何だかあっと言う間だったな…)
真菜と歩きながらふと過るこれまでの過去、そらは思い出した様に含み笑いをすると、すかさず真菜に突っ込まれた
真菜「いきなり笑み見せるなんて、まさか、また大翔君と…」
以前、大翔と寝たと告白された事を思い出し少し赤い顔で聞いてくる真菜
そら「いきなりそっち?まさかある訳ないじゃない、そんな何回もしないわよ…雰囲気がないんだから」
真菜「そ、そうだよね、あはは…私、溜まってんのかしら…そらに先越されて焦ってるのかな…」
そらはそれを聞いて、未だ兼斗とは何もない事を何故かホッとした
真菜「あいつったら、本当サッカーばっか…少しは違う事に目を向けないかな…いい加減私が辛くなるよ」
真菜は最近、兼斗の不満を良くそらに愚痴る、まぁ確かに1年以上付き合って何もないのは確かに辛い、それは解る
そら「焦らなくても良いんじゃない…国立でもいければ兼斗君だって少しは真菜の違う面にも目を向けるんじゃないかな?」
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