53人が本棚に入れています
本棚に追加
兼斗と組んだのも去年、そらは全体を見て鈴木がフリーになる時間の多い事に気付いた、だから亜梨沙にそう言ったのである
それを受けた亜梨沙は、控えしつに入ると、早速西山を捕まえてそらからの指示を伝えた
亜梨沙「キャプテン、さっき上でそら先輩に言われたんですけど…」
西山「森崎に?何を?」
亜梨沙「後半戦、鈴木先輩を使わない手はないって…」
西山「鈴木を…?」
西山はふと前半戦を振り返った、すると大翔がいち早く気付いて
大翔「意味が解りました…前半、兼斗と翔太はかなりマークされてました、でも鈴木先輩は比較的フリーで動いてます、そらは、上からの視点で相手の動きを見極めて、フリーになる確立の高い鈴木先輩を使わない手はないって言ったんですキャプテン」
西山「なるほど、翔太と兼斗が注目されてるから鈴木を使う事で相手を翻弄出来るのか、更に鈴木でも翔太でもパスは兼斗に渡せる…やってみない手はない」
真菜「流石そら…しっかり見えてる」
新たに鈴木を使う方法を考えたイレブンは早速、その方法で後半戦に挑んだ。
最初のコメントを投稿しよう!