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兼斗「翔太、お前緊張してるだろ?もう少し肩の力を抜け、ポイントがずれてるぞ」
翔太「はい、済みません、初めての事で、焦っています…」
大翔「去年の俺達と同じだな…仕方ないさ」
兼斗「ああ、確かに…俺が逆に翔太に合わせるか…」
大翔「そうだな、見たところ酷い訳ではなさそうだしポイントを少しズラせば狙えない事もなさそうだ」
兼斗「よし、そうしよう…後は俺とお前次第だな」
大翔「そう言う事さ」
ゴール前でそんな会話を躱す二人、翔太は深呼吸を一つすると、一人グランドを離れ集中力を高める
そら「亜梨沙ちゃん、今、翔太君のところで声をかけてあげて…多分、本人は悩んでるから」
亜梨沙「は、はい。」
亜梨沙は小走りで翔太のところに向かった、真菜は兼斗と大翔のところに行く、そらは腕時計をチラッと見ると、そろそろ練習の終わり時間と気付き、部室へ走り、タオルを用意して戻って来た
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