壊された心

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ぽたぽた落ちる赤い液体に 両親は気づくことはなかった 散々、部屋を荒らして 父親の視線は癒姫に向けられ アゴで癒姫を呼んだ 癒姫は急いで止血し手慣れた 手つきで包帯を巻き魂の抜けた 母を横目に唇を噛みしめ 父の待つ部屋へと向かった ニヤリと煙草で黄色くなった 歯が癒姫に向けられる 癒姫は反射的に後退りをした 全身をブルブル震わせながら… キャッ 小さく聞こえた声 癒姫は父親に押し倒され 服を脱がされあらわになった 体を舐め回すような視線 そして癒姫は今日も 実父に     オ カ サ レ タ まだ14歳の中学生だった 癒姫の処女はあろうことか 実父に奪われていた 癒姫の初潮がくる前から 父は娘を犯し続けた 母はノイローゼになり 娘の悲痛な叫び声させ 耳には届かなかった いつしか癒姫は感情を 無くした人形のように ただ…ただ父の玩具として 毎晩犯されていた… そんな父を母を癒姫は 心の底から憎んでいた 癒姫は父親に復讐することを 誓った… 父によって汚れたカラダ 癒姫は毎晩毎晩血が出るほど お風呂場で擦り続けた… .
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