ポーンの動き

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ポーンの動き

ポーンの動きは特殊です。 最初の位置から動かすときはニマス進むことができたり、取るときは斜めだったり、アンパッサンがあったりと将棋の歩と比べてかなりダイナミックな感じがします。   ニマス進むようになったのは、古来ポーンは2マス先まで伸ばすことが多かったために、時間の短縮のためになったそうなりました。 アンパッサンは、5段目辺りでポーンがよく交換されていたことの名残だそうです。 ポーンが斜め前のマスで駒を取るのは、チェスの祖先であるチャトランガからそういう取り方だったことに由来しています。ポーンの前身である歩兵は盾を構えているために、正面にいる敵を倒すのは難しかったという説が個人的に説得力があると思います。 プロモーションはキングとポーン以外になることができるため、無条件でプロモートされてる負けがほぼ確定します。まさに、ポーンはチェスの魂ですね。なぜ、クイーンにするだけなのに、ナイト、ビショップ、ルークにする必要があるのか?それは、クイーンがあまりにも強すぎるために、ステイルメイトになるかもしれない危険を回避するためなのです。 昔はクイーンだけしか成れなかったのですが、昔のクイーンは最弱だったのはまた別のお話。
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