カメラ中毒
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僕のアルバムは、 みるみるうちに増えた。 しかしその喜びを伝える相手は 僕には居ない。 よく話すようになった伯母も カメラには興味を示さない… というよりむしろ カメラを毛嫌いしている 様にさえみえた。 僕にハッキリ 言った訳ではないが、 人の感情の変化に敏感な僕は 何となく察していた。 だから僕の唯一の趣味は ほとんど誰にも 知られてなかった。
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