母親
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母が病院に入ってから、 僕は時々 見舞いに行った。 母の病院は 山奥にひっそりとあった。 僕が行くのは 大概が日曜日。 友達の居ない僕にとって 学校のない休日は 時間が有り余っていた。 伯母の家から病院までは 電車で一時間半 さらに駅から バスで30分掛かった。 しかし僕にとって その道程は苦じゃなかった。 母に会えるのはもちろん、 その道程にある自然は 僕にとって宝だった。
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