第1章

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そもそもおかしい ここは近隣の学校の通学路になっている 事実俺は小学生の頃からこの道を歩いて学校に行っている なのに―― 誰も通らない 今は夕方 下校の時間だ 小学生だろうが中学生だろうが高校生だろうが誰かしらここを、一人ぐらい通る筈だ なのに 「何かしやがったな…」 もう打つ手が無い  
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